
突然ですが皆さん、会社員の給与だけで一生生活していけるか、計算してみたことがありますか?
私は以前、FPに依頼して寿命を迎えるまでの資産のシミュレーションをしてもらったことがありますが、見事に破綻していました。
それも、今の年金ルールがそのまま適用された場合のシミュレーションにおいてです。
自分で言うのも恥ずかしいですが、私は決して浪費家ではありません。
頻繁に旅行に行くわけではなく、毎日たばこを買う訳でもなく、お金がかかる趣味があるわけでもない。
そんな普通の人が、なぜ会社員の給与だけで生活していけないか。
知りたくないですか?
今回は、会社員の給与だけでは一生生活していくことは難しいことをご説明していきます。
普通に暮らすだけでも家族を持つにはお金がかかる
まず、死ぬまでザックリどのくらいかかるかというと、結婚して子供が1人生まれたとしたら、約2億円以上。
もし子供がもう一人いたら、更に2000万円~3,000万円。
更に先ほどの金額は、2020年現在の平均寿命における計算です。
平均寿命が伸び続ける現状を考えると、更にお金が必要となることは簡単に想像できることでしょう。
そして、日本人の平均年収は約420万円。
しかし、平均をグッと引き上げている一部のお金持ちも含まれていますので、そうした人を除く中央値で考えると約360万円と言われています。
40年働いたとしても、1億4,400万円。
全然足りないですね。
退職金をあてにしてみますか?
退職金がなくなるかも
しかし残念ながら、私たちが定年退職を迎えるころには退職金はほとんどもらえなくなっている可能性が高いです。
こちらは、2011年と2016年の退職金の平均額。
5年間で約250万、受け取る退職金の額が減っています。
1年で約50万、減っている計算です。
30歳の私が、定年を迎えるまでには30年はかかります。
このペースで減り続ければ、定年時に受け取る退職金は約1,000万円。
年収の2~3年分程度にしか、なりません。
更にこの数年、大手銀行が大規
模なリストラを行ったり、トヨタの社長や経団連が終身雇用の維持が難しくなってきていると発言しています。
退職金がなくなる可能性も高いのです。
定年後も働き続けるのが当たり前に?
そうなるともう、定年後も働き続けるしかないですよね?
実際に、データを見ても10年くらいの間で定年後も働く人の割合は増えています。
男性の統計
女性の統計
確かに実生活の中でも、コンビニなどで学生や外国籍の方に交じって白髪混じりの年配の方が働いているのをよくみるようになりましたよね?
本人にとって働くことが生きがいになっていれば良いのですが、自分がその立場であったらと考えてみてください。
自分の子供や孫くらいの歳の社員にアゴで使われるように働くとしたら、、、
お金の心配がなければ、あえて定年後も働きたいとは思わないでしょうか?
ヨボヨボになってから頑張るか、いま頑張るか
ですが、考えるだけで行動をしなかったら何も現実はかわりません。
現実が変わらなければ、ヨボヨボになってからも頑張ってアルバイトをする生活です。
将来を変えるには今から会社以外の収入を増やして、資産を構築していくしかありません。
ヨボヨボになってから頑張るか?今、頑張るか?
あなたは、どちらの未来を選びますか?
未来を変えるために副業を始めたい方は、
こちらの「2020年オススメの副業は?稼げる副業、稼げない副業は?」を参考にしてみてください。