

悪い習慣を断ち切ることができたり、
行動力が身につくと、
最近話題の行動ルールです。
全米500万部のベストセラーや、世界各国の知識人のスピーチであるTEDでも話題となっています。
自己研鑽に励んでいる人なら、知っておいて損はありません。
・意思が弱い
・色々考えて行動できない
・モチベーションが上がらない
そもそも5秒ルールとは
何か行動をしようと思っても、
「面倒くさい」
「後でやろうかな」
「○○だからできない」
などとウジウジして行動しなかったり、できない理由を考えて行動に移せないという体験は誰しもしたことがあるのではないでしょうか?
そんなときに、
「5、4、3、2、1」
とカウントダウンをする。
カウントダウンを終えたらすぐ行動に移す
というのが5秒ルールです。
この5秒ルールは、うつ病やアルコール依存に悩むメル・ロビンズというアメリカ人女性が考え出したそうで、彼女はこの方法で問題を克服しました。
うつ病や、アルコール依存という克服が容易ではない問題を解決に導いた方法ですから、それほど大きな問題を抱えていない人にとっても有効だろうということでマネをする人が続出しているようです。
5秒ルールはどんな時に有効?
この5秒ルールが有効な場面はたくさんあります。
- 仕事や勉強、やるべきことがあるのに気が乗らないとき
- 禁酒や禁煙、辞めたいものがあるのにやめられないとき
- 布団から出られず、グダグダしてしまうとき
例をあげたらきりがない程、あります。
要するに、
辞めたいと思っているのにやめられない習慣や、行動しなくてはいけないことを頭では理解しているので気持ちがついていかないときに有効です。
5秒ルールはなぜ効果があるのか?
こんなシンプルな、5秒ルールはなぜ効果があるのか?
それは、人間誰しも考える、楽したい気持ちや現状維持バイアス、以前別の記事でもご紹介した作業興奮が関連しています。
普段私たちは、歯磨きをしたり、着替えをしたり、毎日のルーティーンを行うときはほとんど何も考えていません。
しかし、やりなれていないイレギュラーな仕事や作業をするときや、すでにルーティーンになっているような悪い習慣を断つときにはストレスが生じるため、脳がやならい言い訳を考え始めます。
一度言い訳を考え始めてしまうと、その思考から抜け出して行動に移すことは困難。
ですから、5秒カウントダウンしたら行動に移すことをルール化することで、無心で行動に移れるようにするのです。
そして、一度行動を始めてしまえば作業興奮により、ハイな気分になってくるので集中して取り組むことができます。
この仕組みが、5秒ルールが効果的である理由です。
まとめ
5秒ルールいかがでしたでしょうか?
私たちがこどもの頃から知っている言葉で「3秒ルール」という、落ちた食べ物も3秒以内なら拾って食べても大丈夫だというあの根拠のわからないルールがありました。
それとは、全く別物で5秒ルールは成功事例も多く、私も実践してみてこれは確かに効果があると思っています。
布団から出るときや、気合を入れて取り掛かる必要があるヘビーな作業があるときなど、
活用できる場面は日常にたくさんあることでしょう。
やめたい習慣や、やらなきゃいけないことはわかっているのにどうしても行動に移せないとき、
是非、5秒ルールを試してみてもらえたらと思います。